【胆嚢摘出手術を受けました】治療の記録⑩再退院から完全復活?まで
- 2019/03/08
- 13:11
Dog indexのMakikoです。
胆嚢摘出手術の記録について、だいぶ前回から間が開いてしまいましたが、
これで一度完結!とします。
前回のお話はこちら↓↓↓
11月20日に退院して、その日はベッドでぐっすり眠りました。
但し食事に関しては、
◆ドライフード一切食べない
◆ウェットフード(i/d ローファット、消化器サポート低脂肪)ならかろうじて食べる
というレベル。
もちろんささみなどをあげたら食べるのだと思いますが、
ガツガツなんでも食べていたキートスからは程遠くなっていました。
消化管出血と膵炎(疑い)によって、消化機能が衰えていることが予想されたので、
与えられるものは消化がよくてお腹に負担がかからない食事。
手作りには自信がなかったので、落ちつくまではウェットフードをローテンションしながら
与えることにしました。


↑↑ヒルズだけ見事に残したり。
ただ、退院して3日目くらいから、また嘔吐が始まりました。
以前のように1日に何度も何度も・・・という状態ではないのですが、断続的に
主に「空腹時」「明け方」に吐いていました。
その都度獣医さんには相談して、薬を調整したり検査をしていましたが、
目だった数値の変化はなく、でも2~3日に1回は嘔吐する・・・
という状況が12月初めまで続きました。
食事の間隔が少しでも開くと嘔吐します。
こまめに与えればいいのですが、通常だったらこんな状態になるのは、おかしい。
と、そうこうしているうちにすこ~~しずつリパーゼという膵炎を示す数値が
微増し始めたので、
念のためそちらへアプローチするためのお薬を追加。
すると、それがハマったのか、その日からゲップが出ることも減り
嘔吐もピタっと止まりました。
食欲も少しずつ復活してきて、ドライフードでも興味を持って食べるようになってきたし、
活動レベルも上がってきたので安心していたのですが・・・
1週間後の血液検査で、
何故か ALP GPTなど肝臓の数値が上昇・・・・。
今まで止めていたウルソを再開したところ、再び基準値内に向かって下降してくれました。
12月下旬には体調も血液検査の数値も落ち着いてきたので、少しずつお薬を減らしていこうということに
なったのですが、あまり副作用が強い薬は飲んでいないとのことで、
年末年始を無事に過ごしてから、1種類ずつ薬を減らしていくことにしました。
(これは私の希望で、何が原因なのか分からなくなるのがイヤだったからです)
私の実家へ帰省して過ごしたお正月。
転地療養?という感じで、のんびり過ごす時あり、子供たちと遊ぶ時あり・・・

穏やかに、かつ元気に過ごして年明けに再チェック!
まだ少しALPは高めではあるのですが、全体的にOKかなと言う状況になってきてくれて、
お薬は術前に飲んでいた「ウルソ」のみとなりました。
手術前に、成功を祈念してお参りしていた森戸大明神様にお礼参りをして。

3月現在。
小刻みに食事をもらうのは習慣になってしまったので、食事間隔が開いても嘔吐することはないですが
ちょっとだけおやつ代わりに、私が家にいるときには与えるようにしています。
今後の課題は、
◆肝臓のケア
⇒もともと肝臓が強くないので、胆嚢が悪くなった可能性があると思います。
消化機能が回復したので、少しずつ食物繊維を増やしながらコレステロールの方も気にして、
異常値なしを目指します
◆安静ばかりが薬ではない
⇒年明けから、レッスンへの同行を再開しました。
初めは短時間、短距離からとしていますが、キートスの年齢や体力を考慮しながら調整しています。
また、お友達と遊びにいったりと、キートスが楽しいと思えるお出かけは取り入れています。
見た目的には「完全復活!!」ですが、
まだ血液検査の数値を見るとイマイチな部分もあります。
でも人間だって中性脂肪やらコレステロールが高かったりすると思うので、
数値は気にしながらも一喜一憂しすぎず、
定期的にチェックしていくことにしています。
キートスは今年の5月で8歳になります。
個人的に、9~10歳は大きな病気になりやすいタイミング。
ここで大きな病気に罹るかどうかは、誰にも分からないしどうしようもない部分なので
今まで通り、
犬らしく
家族の一員として
オーナーとして私が出来る限りのことをして、毎日を大切に過ごす。
毎日「大好き」と伝えること。
これは今までとなんら変わりはありません。
胆嚢摘出に関わる治療はこれでひと段落!
胆嚢破裂に脅えながら暮らす必要がなくなったのは、私としては本当に良かったです。
術後大きく体調を崩した時には、「手術しない方が良かったのでは」と頭をよぎったことがありましたが、
獣医さん曰く、キートスのケースは
“経験したことがない例”だそうで。
体質的に、やはりあまり強くないことが影響していたようです。
“破裂してからの処置だと、助からなかったかもしれない”とも言われました。
なので、今では自信を持って、
「摘出してよかった」と思えます。
ただし、これはキートスが頑張って回復してくれたからであって、
少なからず胆嚢摘出手術やその後の合併症で命を落とす犬がいるのは事実なので、
今、胆嚢を摘出するべきか悩んでいる方は、
・現状
・受けた時、受けなかった時のリスク
・術後どんなことが起こりうるか
じっくりと獣医さんと相談して、ご家族で納得のいく結論を出してくださいね。
長々と続きましたが、呼んでくださり、ありがとうございました!!
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胆嚢摘出手術の記録について、だいぶ前回から間が開いてしまいましたが、
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【胆嚢摘出手術を受けました】治療の記録⑨再入院から輸血、再退院まで - ドッグトレーナーのブログ "笑顔でKiitos!!”
11月20日に退院して、その日はベッドでぐっすり眠りました。
但し食事に関しては、
◆ドライフード一切食べない
◆ウェットフード(i/d ローファット、消化器サポート低脂肪)ならかろうじて食べる
というレベル。
もちろんささみなどをあげたら食べるのだと思いますが、
ガツガツなんでも食べていたキートスからは程遠くなっていました。
消化管出血と膵炎(疑い)によって、消化機能が衰えていることが予想されたので、
与えられるものは消化がよくてお腹に負担がかからない食事。
手作りには自信がなかったので、落ちつくまではウェットフードをローテンションしながら
与えることにしました。


↑↑ヒルズだけ見事に残したり。
ただ、退院して3日目くらいから、また嘔吐が始まりました。
以前のように1日に何度も何度も・・・という状態ではないのですが、断続的に
主に「空腹時」「明け方」に吐いていました。
その都度獣医さんには相談して、薬を調整したり検査をしていましたが、
目だった数値の変化はなく、でも2~3日に1回は嘔吐する・・・
という状況が12月初めまで続きました。
食事の間隔が少しでも開くと嘔吐します。
こまめに与えればいいのですが、通常だったらこんな状態になるのは、おかしい。
と、そうこうしているうちにすこ~~しずつリパーゼという膵炎を示す数値が
微増し始めたので、
念のためそちらへアプローチするためのお薬を追加。
すると、それがハマったのか、その日からゲップが出ることも減り
嘔吐もピタっと止まりました。
食欲も少しずつ復活してきて、ドライフードでも興味を持って食べるようになってきたし、
活動レベルも上がってきたので安心していたのですが・・・
1週間後の血液検査で、
何故か ALP GPTなど肝臓の数値が上昇・・・・。
今まで止めていたウルソを再開したところ、再び基準値内に向かって下降してくれました。
12月下旬には体調も血液検査の数値も落ち着いてきたので、少しずつお薬を減らしていこうということに
なったのですが、あまり副作用が強い薬は飲んでいないとのことで、
年末年始を無事に過ごしてから、1種類ずつ薬を減らしていくことにしました。
(これは私の希望で、何が原因なのか分からなくなるのがイヤだったからです)
私の実家へ帰省して過ごしたお正月。
転地療養?という感じで、のんびり過ごす時あり、子供たちと遊ぶ時あり・・・

穏やかに、かつ元気に過ごして年明けに再チェック!
まだ少しALPは高めではあるのですが、全体的にOKかなと言う状況になってきてくれて、
お薬は術前に飲んでいた「ウルソ」のみとなりました。
手術前に、成功を祈念してお参りしていた森戸大明神様にお礼参りをして。

3月現在。
小刻みに食事をもらうのは習慣になってしまったので、食事間隔が開いても嘔吐することはないですが
ちょっとだけおやつ代わりに、私が家にいるときには与えるようにしています。
今後の課題は、
◆肝臓のケア
⇒もともと肝臓が強くないので、胆嚢が悪くなった可能性があると思います。
消化機能が回復したので、少しずつ食物繊維を増やしながらコレステロールの方も気にして、
異常値なしを目指します
◆安静ばかりが薬ではない
⇒年明けから、レッスンへの同行を再開しました。
初めは短時間、短距離からとしていますが、キートスの年齢や体力を考慮しながら調整しています。
また、お友達と遊びにいったりと、キートスが楽しいと思えるお出かけは取り入れています。
見た目的には「完全復活!!」ですが、
まだ血液検査の数値を見るとイマイチな部分もあります。
でも人間だって中性脂肪やらコレステロールが高かったりすると思うので、
数値は気にしながらも一喜一憂しすぎず、
定期的にチェックしていくことにしています。
キートスは今年の5月で8歳になります。
個人的に、9~10歳は大きな病気になりやすいタイミング。
ここで大きな病気に罹るかどうかは、誰にも分からないしどうしようもない部分なので
今まで通り、
犬らしく
家族の一員として
オーナーとして私が出来る限りのことをして、毎日を大切に過ごす。
毎日「大好き」と伝えること。
これは今までとなんら変わりはありません。
胆嚢摘出に関わる治療はこれでひと段落!
胆嚢破裂に脅えながら暮らす必要がなくなったのは、私としては本当に良かったです。
術後大きく体調を崩した時には、「手術しない方が良かったのでは」と頭をよぎったことがありましたが、
獣医さん曰く、キートスのケースは
“経験したことがない例”だそうで。
体質的に、やはりあまり強くないことが影響していたようです。
“破裂してからの処置だと、助からなかったかもしれない”とも言われました。
なので、今では自信を持って、
「摘出してよかった」と思えます。
ただし、これはキートスが頑張って回復してくれたからであって、
少なからず胆嚢摘出手術やその後の合併症で命を落とす犬がいるのは事実なので、
今、胆嚢を摘出するべきか悩んでいる方は、
・現状
・受けた時、受けなかった時のリスク
・術後どんなことが起こりうるか
じっくりと獣医さんと相談して、ご家族で納得のいく結論を出してくださいね。
長々と続きましたが、呼んでくださり、ありがとうございました!!
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