犬同士で遊ばせてあげたい という気持ち

Dog indexドッグトレーナーのMakikoです。

２月はあっという間に終わりそうですね。
はしかなど、感染症のシーズンはまだまだ続きそうなので、そうぞみなさん
お気を付けください。

さて、先日のレッスンのこと。

MIX（パピヨン×チワワ）のエイトくん。
他の犬に対して大きく反応します。特に目が合うと戦闘態勢に入りますが、
実際に激しく攻撃しようとする感じではありませんでした。
（距離感を無視して近づかれたら攻撃するかもしれませんが）

レッスン中盤に入ってきたところで、先日はキートス同行でのレッスンを。

もちろん最初は姿が見えただけで背中の毛が逆立っていたのですが、
少しずつ距離を詰めていって、最終的には同じ木の根元を一緒に匂いを嗅いでも、
ちらっと目があっても大丈夫なまでに。

↓↓写真右側にはキートスがいます。本気で攻撃しようと思っていたら、この瞬間にでもできますね。


これはもちろん、相性と相手の犬のスキルもあります。
キートスは強気な犬に対してガウッと制圧できるタイプではありませんが、
どんな相手であっても、

目を逸らし
体をそむけ
尻尾をゆっくりと振って
頭を低くして
耳をペタンと寝かせた状態

で、挨拶に入ります。
そして基本、相手が来るまで動かずに待ってくれます。

これは私が教えたことではなくて、キートスが生まれながらに持った気質に加えて
パピー時代に色々とご指導くださった諸先輩方のおかげだと思っています。



他の犬に吠える！
噛むかも！

オーナーさんの緊張感は、必ず犬に伝わります。
色々なケースがあり、実際に攻撃にいたる可能性もあるので注意が必要ですが、
エイトの場合は

「時間（数十分）をかければ距離を縮めることができる」

というケース。
もちろんこれには、「但し　相手による」が加わりますが・・・

私たち人間でも、遊びたい相手とそうではない相手がいるように
犬にだって選ぶ権利はあります。
なので、犬に対して吠える、逃げるなどの反応がある犬に対して

「遊べないと可哀想」「遊ばせてあげたい」

というのは、人間の気持ちです。

犬の気持ちとしては、

「いやいや、そんな見ず知らずの犬となんて遊びたくないよ！」

という心境かもしれません。

勝手に
“かわいそう”
に、しないであげてくださいね＾＾





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◆２月の予定
２２日（金）13：00～　関水動物病院パピーパーティ＆歯みがき教室（神奈川県大和市）
２７日（日）13：00～　西調布犬猫クリニック　パピーパーティー（東京都調布市）☆残１組☆
３１日（木）13：00～　藤沢ゆい動物病院　パピー教室（神奈川県藤沢市）