胆泥、食糞、炭水化物
- 2015/05/30
- 08:05
Dog indexのMakikoです。
最近増えている「胆嚢」疾患。増えているというか、エコーを当てる機会が多いから
発見されやすくなっているのだと思いますが・・・・
少しでも皆さんへの情報共有になればと思い、Kiitosの経過を記しておきたいと思います。
【2014年2月23日】
・嘔吐、元気消失
・黄疸
ALP、GPT、GOT、CRP、TCHO高値(TCHOは前から)
エコー検査にて胆泥発見。ウルソとベジタブルサポートファイバーを開始
【2014年3月】
・TCHO以外は正常範囲内に
・胆泥は以前としてある。
ウルソ、ベジサポ継続
その後、定期的にエコーと血液検査で経過観察
【2014年8月】
・血液検査はTCHO以外異常なし
・エコー画像は、若干胆泥が塊になってきた・・・?という状態
【2014年11月~】
・ウルソだけにしてみる
【2015年1月~3月】
・胆泥の量が増えてきたため、ベジサポ再開。
・この頃から食糞が増え始める
・胆嚢粘液嚢腫疑いのため、手術を視野に入れて考え始める
・エリスロマイシン追加
【3月中旬】
・セカンドオピニオンを受ける

「あら~もういっぱいいっぱいだね。この状態だったら、これ以上
胆のう炎を起こして手術がしにくくなる前に、3ヶ月以内のオペを勧める」
との診断。
4~5月は色々とイベントがあり忙しいので、
5月末を手術候補として考え、日大を紹介してもらいました。
その後、フードの種類を変更。
この後、脂質代謝異常の検査をするも、異常なし。
TCHOも300オーバーから247へ下がる
食糞がなくなる。
【4月下旬】
・日大動物病院にてレントゲン、エコー、血液検査。
◆仰向け

◆立った状態で下から当てた画像

流動性があり、血液検査の結果も異常なしなので、現時点では
急いで手術をしなければならないという状況ではない。
獣医師によって意見が分かれるところだけれど、「定期的な経過観察」が
妥当な判断ではないか。
投薬は継続した方が良い
との診断でした。
-----------------------------------------------------------------------------
Kiitosのエコー画像。(特に1枚目)
色々なブログで見かけるどの画像よりも結構深刻に見えるし、
ヤバイんじゃない?!と私も思いました。
しかし、TCHOの低下と食糞がなくなった頃から、胆泥の量が減ってきた・・・という
現象が起こりました。
そして10日前くらいに再度エコーで見ましたが、日大で検査した時よりも黒い部分が
増えていました。
色々な文献を読むと、胆泥と炭水化物。胆泥と食糞の関係についての記述が見られます。
そして今までの経験から、Kiitosは炭水化物が多い食事をすると食糞をする傾向があったこと。
胆泥症や高脂血症には「高繊維」の食事が良いということから、フードの種類を変更。
脂質の量は少し増えますが、繊維分とタンパク量が少し多いフードに変更しました。
すると、繊維分が増えた分ウンチの量は激増でしたが、食糞はピタッと止まったのです。
①食事の変化⇒食糞しない⇒胆泥が減った
②胆嚢の調子がよくなった⇒食糞をしなくなった
③食糞をしないようにしたことで、胆泥が減った
何がどう作用したのかは、結局のところは分からないのですが、
個人的な感想とオーナーの勘としては、この3つはリンクしているのではないか?!と思いました。
(あくまでも私個人、素人の感想です)

治ったわけでも、体質が変わったわけでもないので注意は必要ですが、
今のところは良い調子。
この調子で胆泥が消えてくれたらハッピーなのにな・・・と思うのでした。
※おすすめのフードなどはよく訊かれるのですが、合う合わないがあるので、
あえて記載はしません。気になる方は、直接メッセージなどでご連絡くださいませ!※
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□■□INDEX■□■□
◆5月31日(日)13:00~ 西調布犬猫クリニックパピーパーティー
◆6月 7日(日)10:00~ Tree of Paws
◆6月13日(土)13:30~ あさひ動物病院パピー教室第5期1時限目(国分寺市)
◆6月14日(日)10:00~ グループレッスン 多摩地域
◆6月14日(日)10:00~ グループレッスン 藤沢市
最近増えている「胆嚢」疾患。増えているというか、エコーを当てる機会が多いから
発見されやすくなっているのだと思いますが・・・・
少しでも皆さんへの情報共有になればと思い、Kiitosの経過を記しておきたいと思います。
【2014年2月23日】
・嘔吐、元気消失
・黄疸
ALP、GPT、GOT、CRP、TCHO高値(TCHOは前から)
エコー検査にて胆泥発見。ウルソとベジタブルサポートファイバーを開始
【2014年3月】
・TCHO以外は正常範囲内に
・胆泥は以前としてある。
ウルソ、ベジサポ継続
その後、定期的にエコーと血液検査で経過観察
【2014年8月】
・血液検査はTCHO以外異常なし
・エコー画像は、若干胆泥が塊になってきた・・・?という状態
【2014年11月~】
・ウルソだけにしてみる
【2015年1月~3月】
・胆泥の量が増えてきたため、ベジサポ再開。
・この頃から食糞が増え始める
・胆嚢粘液嚢腫疑いのため、手術を視野に入れて考え始める
・エリスロマイシン追加
【3月中旬】
・セカンドオピニオンを受ける

「あら~もういっぱいいっぱいだね。この状態だったら、これ以上
胆のう炎を起こして手術がしにくくなる前に、3ヶ月以内のオペを勧める」
との診断。
4~5月は色々とイベントがあり忙しいので、
5月末を手術候補として考え、日大を紹介してもらいました。
その後、フードの種類を変更。
この後、脂質代謝異常の検査をするも、異常なし。
TCHOも300オーバーから247へ下がる
食糞がなくなる。
【4月下旬】
・日大動物病院にてレントゲン、エコー、血液検査。
◆仰向け

◆立った状態で下から当てた画像

流動性があり、血液検査の結果も異常なしなので、現時点では
急いで手術をしなければならないという状況ではない。
獣医師によって意見が分かれるところだけれど、「定期的な経過観察」が
妥当な判断ではないか。
投薬は継続した方が良い
との診断でした。
-----------------------------------------------------------------------------
Kiitosのエコー画像。(特に1枚目)
色々なブログで見かけるどの画像よりも結構深刻に見えるし、
ヤバイんじゃない?!と私も思いました。
しかし、TCHOの低下と食糞がなくなった頃から、胆泥の量が減ってきた・・・という
現象が起こりました。
そして10日前くらいに再度エコーで見ましたが、日大で検査した時よりも黒い部分が
増えていました。
色々な文献を読むと、胆泥と炭水化物。胆泥と食糞の関係についての記述が見られます。
そして今までの経験から、Kiitosは炭水化物が多い食事をすると食糞をする傾向があったこと。
胆泥症や高脂血症には「高繊維」の食事が良いということから、フードの種類を変更。
脂質の量は少し増えますが、繊維分とタンパク量が少し多いフードに変更しました。
すると、繊維分が増えた分ウンチの量は激増でしたが、食糞はピタッと止まったのです。
①食事の変化⇒食糞しない⇒胆泥が減った
②胆嚢の調子がよくなった⇒食糞をしなくなった
③食糞をしないようにしたことで、胆泥が減った
何がどう作用したのかは、結局のところは分からないのですが、
個人的な感想とオーナーの勘としては、この3つはリンクしているのではないか?!と思いました。
(あくまでも私個人、素人の感想です)

治ったわけでも、体質が変わったわけでもないので注意は必要ですが、
今のところは良い調子。
この調子で胆泥が消えてくれたらハッピーなのにな・・・と思うのでした。
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